強迫性障害と 言行不一致

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この地では 桜の花の 他を圧倒する華美な時のあと
すぐに 山つつじ、椿、牡丹、石楠花と目を転じると
山々の若葉に 心、踊る日々へと 連なる。

話題は変わり、診察室での風景を 紹介したい。
70代後半かと 見間違える92歳のご婦人が、
毎月、診察室で 次のような言葉を私に 投げかける。
「私(ご婦人)は、長く生き過ぎました。
長生きは、罪悪です。」 と 毎回 口ぐせのように
述べて帰路につく。

私は、とまどいながら
「ご自身で歩いて来られ お元気で うらやましい
です。」
・・・なんの返答にも なっていないけど

(あれ、まてよ。罪悪感のわりには 足しげく通院。)

巷で話題になる“ピンピンコロリ(ピンコロ)”を
期待して 繰り返し話されている様子と 推測される。

「冗談になるけど、お迎えのお知らせきたら
家族より 真っ先に お伝えします。」
(ご婦人は嬉しそうに診察室を後にした)
(ご婦人は納得してないけど安心した?)